こんにちは。
だんだんと寒さを感じるようになってきましたね。
涼しくなってきたと捉えれば真夏よりはかなりマシになったのですが、ここ数週間ほどは日照時間が全くと言っていいほどなく、外の植物たちは成長が遅いように感じます。
元々遅いのが多いので、気のせいかもしれませんが……。
さて、今年の猛暑をどうにか乗り切れたわけですが、ダメージも少なくありませんでした。
外栽培のドロセラは強いのばかりなのでカペンシス・アルバ以外は問題なかったのですが、ハエトリソウや、ウトリ系統はことごとくやられた感じですね。
枯死祭りにならなかっただけでも幸いです。
室外の猛暑は言うまでもなく、室内も酷いものでした。
冷房はもちろんきかせていたのですが、植物の置いてある部屋には冷房の冷気が届かないのです……。
セファロタスなんかは前回も紹介したように、30℃超えでも頑張ってくれました。
なのですが、同じ室内栽培のピンギがですね、どうにも調子が悪いのです。
こちらはエーレルサエ。
年明け頃にも紹介した白花の個体ですね。あれから株分けと葉挿しでわりと増えたのですが、増えた分減るという勢いで枯れるものも多いので、増えたことには増えたのですが、思ったほど残らなかったという感じです。
ただ、比較的強いので、この種はどうにか育成継続できそうです。
とはいえ、それでも大き目な株分け個体が急に枯れ始めたりしたので、油断は禁物です。
鹿沼単用がいけないのか……。カビの所為もあることは確かなので、どうにか対策を考えたいところです。
これはエセリアナと先ほどのエーレルサエを交配させたものです。
一時は全滅するかな、とも思えたのですが、どうにか発芽したものの7割ほどは残りました。葉の形を見ていると、確かにエーレルサエ似のようで少し違っています。
あとは枯らさずに大きく育て、どんな花が咲くかが楽しみです。
ちなみに、交配の時受粉親として使ったエセリアナは、生きていることには生きているのですが、米粒ほどの大きさで数か月、どうにか生き延びているという状況です。
簡単な種類らしいのですが、私の腕前ではさっぱりです(・ω・;)
エセリアナの花と草体も好きなので、どうにか復活してほしいです。
コンドイです。
ピンギ下手がこんな種類できるのか?と思われそうですし、その通りなのですが、この子は何故か以外にも元気そうです。
試しに葉挿ししたものもうまく育ってくれているみたいですし、環境が合っているのでしょうか?
でもこれ、冬芽……じゃないですよね?
大きくはなったのですが、なんか違う気がして少し心配です。
冬にはどうなるか……。
この株も鹿沼単用です。
最後はグラシリスです。
買いすぎですね、ええ。(一時期安く売ってたからつい……)
こちらも真夏にはかなーり調子を崩していたのですが、海外サイトを見ていたら、バーミキュライトでもうまく育つよ、みたいなことが書かれていたので、パーライトも混ぜてダメもとで植え替えたのです。
すると、どういうわけか、みるみるうちに元気になっていきました。今でも変わらず成長してくれています。
この子も一個体しかいないので、どうにか生き延びて、あの可憐な花を見せてほしいです。
さて、今回は珍しくピンギ記事にしてみましたが、ピンギ難しいですね……。
草体で気に入ったのがメキピンだったので、メキピンに絞って集めてみたのですが、ダメなものはことごとくダメでした。
モラネンシス・アルバの子株とかもあったのですが、初めのうちは良い成長をしていたのに、急に枯れていき、そのままお陀仏でした。
そうなっていったのが夏の半ばだったので、猛暑の所為だったと思いたい……。
いや、猛暑の所為なのだとしても、その対策を取れないのであれば育てるべきではないのですが。
用土だったり、水やりだったり、気温だったり、日照強度だったり……。
ピンギは今一つコツが掴めないでいます。
他にもギガンテアやデバーティアナの幼苗もいるのですが、枯れそうにはないものの、やはり調子がよろしくないです。
涼しくなってきて回復しないようであれば、管理の仕方が根本的に違うのでしょうね……。