こんにちは
早いもので、今年もほぼすべての球根ドロセラが発芽しました。
あと芽を出していないものはマクランサぐらいです。
ん?マクランサは一番最初に出てきたんじゃないの?と思うかもしれませんが、
どうにもたくさん植えていると芽出しまでかなりラグのあるものがあって、大きいものではすでに一メートル近くまで伸びているのに対して、最近になってやっと地上に芽を出してくるものがあるくらいです。
なので、すでにマクランサに関しては正確な数が把握できません。
ジグザギア
立ち上がり系とはいえ、マクランサやメンチェシーとは葉の出方が違うので割と見分けに困ることはありません。とはいえ、やはりラベルを付けておくのは大事ですけどね。
こちらはマクランサの水苔植え。
水苔で植えるとなぜか発芽が遅かったです。用土の密度が高いから、植えに上がるまで苦労したんでしょうか。
株が小さいのは、実験用に小さい球根を植えたからだと思います。
今のところ水苔でも問題なく成長しているみたいです。見ていると、水苔の方が茎が太く成長しているようにも感じます。
最後のポレクタ。
今回用土のカビで一つにまで減ってしまいましたが、ついには無くなってしまいそうです。画像を見てもらうとわかると思うのですが、芽を出したはいいものの、なんかカリカリになってしまっています。
実はこれ今までもまったく同じようなことが毎年起きていて、ポレクタだけ何故かこうなるのです。私にはまっっったく原因がわからないので、このまま絶えてしまうんだろうなあ、と感じています。
球根はかなりデカくなっていたんですけどねえー。とりあえず、何もしないでこのまま見守ることにします。
ルピコラのグリーンタイプです。
すでに花芽の塊が見えます。赤い方も咲くようなら、今年も実生してみようと思います。というのも、1~2発芽した報告をした後、寒くなるにつれてたくさん発芽してきてくれたからです。
なんと数にして約50程です。少なくともルピコラに関しては、種子を蒔いてから放置しておけば冬には発芽することが判明しましたね。
見た感じですと赤いの一割、緑九割といった具合で個体差が見られます。形質による違いも出てくるとさらに面白そうです。
ちなみに、赤い方が先に芽を出したのにまだ葉は展開していません。ストロニフェラもそうなのですが、芽を出してからしばらく止まる球根ドロセラがいくつかいるのが不思議なところです。
貴重なゾナリア。
我が家のはラージフォームです。
最近ヤフオクで培養したゾナリアのスモールフォームが出ていたので欲しかったのですが、最後まで見ていられず落札できませんでした。
まあ、手に入れる気持ちが何よりも強いならべらぼうな金額を入れておけばいい話なんですが、さすがに財布との相談もしないといけません。
それに今年は山田さんのところで輸入代行も注文してあるので、置き場所が少ないという問題もある以上、むやみに増やすのは良くありませんね……。(でも欲しかった!)
そういえば、その輸入代行では三種類くらいの球根ドロセラを注文したのですが、なんと一種類しか確保できなかったみたいです。オーストラリアのアレン氏が亡くなったという話も目にしたので、ほぼほぼそれが原因なんじゃないかと思っています。皆、球根ドロセラが手に入らなくなると思い、必死に探しているんでしょうね。そして私もその一人です。
それを考えると、今回の培養品のように増やして出品してくださる方がいると助かりますね。
アンダーソニアーナ
初めにロゼットを形成して、そのあとに立ち上がり系のような葉を出す面白い球根ドロセラです。
すでに中心から立ち上がる部分も伸びてきていますね。
こちらもすっかり冬の寒さですが、11月中旬くらいまではそれなりに暖かかったので虫なんかもよく活動していました。そのおかげか、ドロセラ類がよくコバエを捕らえています。いい栄養になりますね。
ホワイタケリ
特筆すべきことはないですねー。
数は増えましたけど、今年は全体的に小さめなのと日にあまり当ててやれていないからか緑成分強めなところくらいですかね。
ルピコラ以外にもこれ系統の実生もしたいですが、そのためには同種の別個体を入手しないとなんですよね。
他にも球根ドロセラはありますが、今回はこんな感じですかねー。これからどんどん成長していくので、良さげな時にでもまた写真を撮っていこうかと思います。
それでは、また!