よろしいのハエトリさん日記

食虫植物の育成、成長記録です

ウチの栽培品 ハエトリソウ

こんにちは。

昨日は木枯らしのような風が吹いていたせいか、家の前の紅葉していた木がどんどんと落葉しています。

秋もすぐに終わってしまいそうですね。冬を迎えればすぐにクリスマス、そして年末、正月とあっという間ですねえ。

さて、最近は実生株の経過報告をたまにするくらいであまり栽培品としての紹介をしていなかった気がします。なので今回は画像多めに紹介していこうと思います!

 

dionaea umgekrempeltです。

angelwingやgalaxyと似たような品種ですね。触るとわかるのですが、他のハエトリソウと違って葉が柔らかいです。柔らかいからこそ、ここまで開いちゃうんでしょうね。

割と見栄えの良い状態でこの季節を迎えられました。実生に使うため花を咲かせたので一時は葉がほとんどなくなったりもしましたが、根元の鱗片さえ立派に残っていれば、病気など特別な理由がなければこのように復活できます。

実生での特徴遺伝も割とすることが判明したので、これからも期待の品種です。

 

dionaea long red finger.

cross teethの亜種みたいなもんだと思ってます。我が家ではトラップの内側が白っぽくなったり葉の丸みが少し特徴的なだけで、強い特徴はあまり出たことがありません。

一度実生を試みましたが、花も使えなかったような気がします……。

育て上げればまあ変わったハエトリソウという感じで好きですが、うおおおお!というほどの特徴はまだ見られてないです。

 

dionaea carnivoria plumechon.

捕虫葉の棘部分が太く枝毛になる品種です。

小さいうちはあまり特徴的ではありませんが、親株サイズになると見ごたえが出てきます。

こちらは特徴が出ているものの、まだ中サイズ。

ちょっと枯れ始めですが、そこそこ大きい捕虫葉だとこのように枝毛が目立ちます。

棘部分も赤くなることがありますので、しっかりと日照に当ててやればかなり美しい出来にすることも可能だと思います!

こちらは今年からの栽培です。古くからある品種、spottyです、

ハエトリソウを始めて少し経った頃の自分は、ハエトリソウって葉の入れ替わりも早いしこういう特徴って出たりでなかったりでどうせあんまり楽しめないんでしょ…なんて思ってました。

ところが…そんなことありませんでしたね。試しに購入してみると、そこらに血飛沫のような赤斑が入っていて、まだ到着したばかりのしなしな状態だというのにすでに期待できそうな品でした。現在はようやく新芽が伸び始めてきましたので、来年が楽しみです。

これは我が家で実生したredgreen×redpiranha?です。毎回書きますが、redpiranha?なのは、どう見ても野々山園芸さんから出ているredpiranhaだったのですが、ラベルにはそうと書かれていなかったので、そう記載しています。

季節によって捕虫葉の棘が通常ハエトリソウのものだったり、シャーク系の三角棘になったりと面白いです。

秋には画像のように深い赤色になってくれるので、赤系は赤系でもまた違った色合いが楽しめます。ちなみに夏は立ち上がります。

dionaea marduk.

 

何度も紹介したことのあるハエトリソウ。

大型で棘が太め、成長速度も速いです。写真の右の株は今年に左の株から分けたものですが、もうほとんど同じくらいの大きさにまでなっています。

夏を過ぎると今のようにだらしなく伸びていますが、春先はがっしりとしたロゼットがかっこいい品種です。

B52は立ち上がったりすることもありますが、こいつは年中ロゼットのままです。

dionaea bristle tooth.

非常に多く出回ったからか、最近ではあまり人気がないように思います。

とはいえ育てやすく見ごたえもあるので、ハエトリ栽培初心者が少し違うハエトリに手を出そうと思ったらおすすめの品種です。捕虫葉の棘が鋭くない品種はかわいらしさも感じます。

残念な姿になったdionaea bohemian garnet.

残念とは言いましたが、別に調子を崩したりしたわけではなく、この品種は寒さを感じやすいのか毎年真っ先に休眠モードに入ります。

あまり真っ赤な姿を見れないのはやっぱり残念ですかね!

dionaea coquillage.

葉に厚みがあって非常に短い棘が特徴の品種。

まあ特筆することはあまりないです。何せ、年中こんな感じなので。

dionaea crocodileの株分けしたもの。

だんだんと大きくなってきました。結構大きくなる品種。

今年種子は捕れましたが、どれもこの特徴は出ませんでした。種が採れるなら再チャレンジする価値はありそう。

dionaea dracula.でもドラキュラしてない…。

本来なら捕虫葉の外側に赤いラインが入るのですが、ほとんどそうなったことはないです。少し出てきてもその程度。かなり日照に当てないとだめなのかもしれません。

dionaea phalanx.

こちらは親株サイズなだけあって棘も色づきもばっちりです!

いつかはGJタイプのものも手に入れたいところ。この品種の欠点は、成株じゃないとただのハエトリソウと見分けがつかないところです。

我が家オリジナル実生、dionaea werewolf×B52.

二つのタイプをご紹介です。werewolf特徴のものとしてはかなり見ごたえのあるサイズに成長できます。上のタイプに至っては葉柄が太めであり、ロゼットになったり立ち上がったりするのがまた面白い。下のものはmicrodentのように棘部分がほぼ消失したりすることがあります。

どちらも春先にはもっと葉がよれよれっとしていて、さらにwerewolf系の特徴が強まります。

この他にもう1タイプあり、そちらは大きくなる&感覚毛ありのタイプです。

我が家最古参のハエトリソウ。

何の変哲もないハエトリソウですが、私の原点なのでご紹介。

増える一方で、小さい鉢に押し込まれていてかわいそうなことに……。これでも一応、夏には良い草姿をしていたんですよ?

来年はもっと広々とさせて改めて作り直してもいいかもですね。

 

と、今年のハエトリソウはこんな感じです!

まだまだあるにはありますが、そちらはいずれという感じで!