こんばんは。
最近は適度に雨が降ったり晴れたりと植物に良い気候となってきました。梅雨になるまでの間、ぐんぐんと成長してもらいたいところですね。
球根ドロセラも七割くらいは休眠し、一部球根の確認のため掘り上げてみたりしました。一時期は寒波でガチガチに凍ってしまった時もあり、もうだめかと思ったりもしましたが、なんとか植物の強さに助けられました。
さて、休眠する植物と入れ替わりでハエトリソウが見ごたえのある葉を出し始めています。今回は少しだけ新しい実生品をご紹介していきます。
dionaea umgekrempeltの実生個体です。立ち上がる特徴を獲得しました。
最近、カクタス長田さんからたらこ唇なる品種が一部で出回ったそうですが、それと似たような感じでしょうかね。
あとは立ち上がる葉がロゼット展開している葉と同じくらい開いたり赤くなってくれると面白いかな~と思います。
こちらはロゼットのままのumgekrempelt実生株。
まんまumgekrempeltですが、本来のumgekrempeltの葉柄がよじれるのに対し、実生のものはピンとしていたり葉の捕虫葉の開き具合も違っているのが面白いところです。
続いてこちら。werewolf系の新しい実生個体です。掛け合わせとしては(werewolf×B52)×(aspera×B52)です。
捕虫葉の刺の付け根部分に綴化の特徴が出ています。私としては葉柄がごりごりっとなるのかと期待していましたが、werewolfの葉柄が細いからなのか特に変化はないですね。あとこの個体、小さいときはぶっとい感覚毛が出ていたのですが、大きくなるにつれて消えました。秋冬に出るタイプなのかもしれないので、まだ様子見です。
あともう一つとっておきのwerewolf系の実生個体があるのですが、そちらはまだ小さめなのでいずれご紹介したいところです。
そして今年の交配も面白い組み合わせが出来そうなので、来年以降も期待できそうです。