よろしいのハエトリさん日記

食虫植物の育成、成長記録です

昨年のハエトリソウ実生記録

こんにちは!

約一か月ぶりの更新となりました。

本当はもう少し更新多めにしようとは思っているんですが、なかなかそうもいきませんねー。

 

それにしても、まだまだ暑いですねー……。先日では関東より北陸や東北が暑いなんて異常気象が続いていますし、一体どうなってしまうんでしょうか。

こちらでも38℃とかそういうのはありませんが、連日35度以上はある日が多いです。雨が降っても蒸し暑くなりますし、そろそろ体に疲れが溜まってきています……。

 

今回ですが、昨年の実生ハエトリソウで良かったものがだいたい親株サイズになったので、記録がてら載せていきます。

 

まずは以前にもご紹介したこちら。

(werewolf×B52)×umgekrempeltです。

個人的にwolf tongueと名付けています。

増殖し難いので未だ親株とそのわきから出てきた小苗の二つのみです。

世に出すのはまだまだかかりそうです……。

 

 

 

お次は(werewolf×B52)×(Aspera×B52)です。

現在3タイプに分けて管理しているので、順番に見ていきましょう。

こちらがA。

三つの中では最も強めに赤色が出やすく、睫毛部分も一番長いです。

今回は捕虫葉ごとの紹介ですが、全体の大きさも(werewolf×B52)が入っているだけあって見ごたえ抜群の個体となっています!

葉柄は今のところ細目ですが、赤く色づくところも良い点。

 

こちらはB。

Aと比べてわかりやすい特徴差は、睫毛が短めなのと赤が捕虫葉内部の赤色が薄目というところでしょうか。植物自体のサイズも一回り小さめな印象です。とはいえ、睫毛の淵部分のゴツゴツとした特徴はAに負けておらず、むしろこちらのほうが厚みを感じることもあります。AとCの中間的な個体です。

 

最後にC。

ちょっとパッとしないですが、同交配から生まれたもの。

サイズはそこそこ。ほぼほぼ色付かず、グリーンタイプといってもいいぐらい。

ごつごつも控えめ。

 

お次はumgekrempelt×(Aspera×B52)系統です。

こちらかなり気に入っている実生品です。

綴化の特徴は控えめなのですが、それを補う捕虫葉の展開数、赤さ、歪さがあります。

こんなにもりもりなのに一株!株別れもしていませんでした。

 

もう一つはこちら。

親の特徴をきちんと受け継いだ形ですね。

個人的にはこの細くなるのをどうにかしたいところ。今年の交配で葉柄の広いjaws smileyとAspera×B52やればよかったかなあ、と少し後悔。来年、開花が会えばチャレンジする予定です。

上の交配群も他にもあるので、そのうちA,Bでタイプ分けしようと考えています。

 

お次はほんの少しですが、だんだんと大きくなってきた今年の実生苗です。

(werewolf×B52)×Jaws smileyたちの中の一つ。

 

うーん……。カッコいいけど、werewolf系統からもっと脱線してほしいところですね。

まだまだ小さいけれど、こんなにアーチを形成している苗もあります。

こちらはjaws smileyしてそうですね!

 

他にも逆交配だったり他の掛け合わせもありますが、今のところ注視している最中です。良さそうだけどそのまま特徴が消えそうだったり、実は大きくなってから隠れた特徴を表すものがいるので油断できません。

 

最後に新入り! variegated 錦!

めちゃ高かったですが、昔に買う機会を逃してずっと気がかりだったので、賭けで買ってみました。

上と下は株分けされた同一個体の別株。

下の方が斑が入ってそうな感じですね。とはいえ、カクタス長田から出ている斑入りハエトリソウに比べるとまだまだ……。

というか、これが本物かどうかもわからないところです。

ハエトリソウって一時だけ特徴だして元に戻ったりなんてよくありますし、そういうものなのかもしれない。まあ、偽物であってもそれを理解して入札したので、別に後悔はないです。とにかくまあ、今後に期待の新人というわけなのです!

後日、こいつが成長した続報も載せていきます~。