こんにちは。
だいぶお久しぶりでしょうか。
夏らしく暑いですが、東京はここ数年の中ではかなりましなほうです。
今年は梅雨がものすごく長いということもなかったので、カビ類の病気も一切ありませんでした。ハダニ類は一度だけ見ましたが、早急に対応できたおかげか今では見なくなりました。
我が家の植物にとってはとても良い年を迎えています。
さて、今日は食虫植物好きなら誰もが知っているであろうドロセラ・カペンシスです。
とはいえ、広く普及しているものではなく、bainskloof pass と表記されているものです。
私が知っている限りではbainsloof とは地名らしく、カペンシスの形質を表したものではないらしい、ということです。要は産地の違いだとか。ネットの一部分を読んだだけですので、それが本当かはわかりません。
というのも、bainsloofのものはどう見ても通常のカペンシスと比べて、葉が広く短めに成長するからです。
こちらがそれです。昨年山田さんのところで購入して、現在では一年経たないくらいでしょうか。購入当初は普通のカペンシスとなんら変わりない姿でしたが、成長するにつれてブロードリーフのようになってきました。
ただ、ブロードリーフとちがい短くコンパクトな印象です。産地の違いだけというにはやはりだいぶ見た目が違いますね?
最近は少し日陰気味な場所に置いているからか青さが際立っています。今後も経過を見ていこうと思います。
お次はおまけ程度ですが、スパスラタです。
我が家でも食虫植物を育ててかれこれ五年ほどが経過しましたが、スパスラタなんかは初期の頃から実生を繰り返しています。
実生を繰り返す、というよりは雑草化してある意味我が家独自でも生態を成しています。
その結果、姿かたちや色の違うものがそれなりに混在しています。
今回はその一部の中から形の違うものを極一部だけ載せていきます。
まずはこちら。典型的なスパスラタですね。わかりやすい形をしています。
お次はこちら。
葉柄が太く短く、葉と葉柄の境目が曖昧です。トウカイエンシスの特徴と似通っていますが、我が家にはロツンはありません。カペンシス系統との交雑か、どこかに混ざっていて勝手に生えてきたかですね。
ところで、過去には明らかにトウカイエンシスと思われる系統があり、冬には真っ赤で綺麗だったのですが、いつの間にかいなくなっていました。
時間があれば、スパスラタも細かく分けて管理してみたいものですね。