よろしいのハエトリさん日記

食虫植物の育成、成長記録です

寒波の影響は……

こんにちは。

一月には十年に一度の寒波が来て厳しい冬でしたね。

今でも寒い日は寒いですが、それでも日中の最高気温なんかはだいぶ上がってきました。来週あたりなんてもう二十度近い日ばかりになるんじゃないでしょうか?

 

さて、強烈寒波の影響で植物を植えている鉢がガチガチになったわけですが、完全凍結してみてわかったこともありました。

 

まずハエトリソウですね。

さすがに-10℃近い気温で地上部がかなーり痛んだものもありましたが、基本的に地下部の鱗片部分はダメージを受けていないようでした。鉢全体が凍ったものでさえ、根のダメージもあまりなさそうだったのには驚きましたね。ハエトリソウは鱗片部分さえ残っていれば復活は可能なので、枯死するかどうかという意味では低温にもかなり強いんだと改めて認識できました。

 

一方ドロセラ類の方ですが、私のところでは冬でも枯れることのないカペンシス系統が枯れたり生長点が黒くなったりしました。根から復活は可能ですが、暖かくなってきたこの頃でもまだ成長は見られず、かなりのダメージを負った感じです。

小型のドロセラ系は寒さに弱い系統じゃなければ、直接の寒風を受けないからか、元気にしているものもあります。とはいえ、ガチガチに凍ったものは駄目な感じでしたね。

ハエトリソウとは違い、用土凍結には弱いみたいです。

 

球根ドロセラですが、こちらも日が当たることで凍ってもすぐに解けるような環境にあるものはダメージが少なかったです。

とはいえ、日陰になりやすいような環境に置いていたものは用土凍結が激しく、水苔と違って鹿沼土が霜柱のようになってしまいました。案の定、そうなってしまったものは枯れてしまったようで、もちろん球根も残っていませんでした。

ただ壊滅的かというとそうでもなかったので一安心です。今後はよりダメージを減らせるように、寒波が来そうな時は何かで覆ったり、もっと酷いような時には室内へしまい込もうと思います。

 

以下、少しだけ球根ドロセラ。

 

ストロニフェラ。

今年初めて3つに分岐しました。3つに分岐したものが大きく立ち上がっているものが見たくてこの種類を育てているので、これはとても嬉しい!

 

シュミッツィーとその花。

凍結にも耐えて可愛らしい花をつけてくれました。ちなみに、写真のようにポリポットを使うのはお勧めしません。砂利系の土だと持ち上げたりするときに内部がじょりじょり動いてしまうからです。まあ…場所がなかったりやむをえないんですがね…。

 

ストロニフェラには初の花芽も。

多く分岐している方が株が充実していて花もつけやすいような気がするんですが、どうも条件が違うんですかね。小さな株の方に花芽が出てきていました。種はなるかな?

 

エレマエアも初の花。マクランサと変わらない感じかな?

 

今後は暖かくなる一方だと思うので、これからは寒さに怯えず楽しい園芸が出来そうです!