どういうタイトルかといいますと。
毎年、春先はものすごく調子が良いんです。
ですがそこから梅雨に入ると、例の病気が出始めたりします。そのせいで焼失してしまう品種もなくはないです。何とか耐えたとしても、次の春まではほぼほぼ品詞状態なんてことも…。
なので、できるだけハエトリソウは今のうちに良い姿を残しておこう!と。
本当は克服できればいいんですがね……。
どうにもベンレートはあまり効いていない様子。ほかの薬剤も試してみた方が良いのでしょうか。
jaws smailey
こちらは昨年導入してみたものです。実は昨年の病気蔓延被害でそれなりに大きかったalienがお亡くなりになってしまったので、似ている品種をと思い購入。
元々かなり小さかったのですが、ようやく見れる大きさにまで成長。見事な捕虫葉には満足です。が……葉の展開の仕方が片側に寄りすぎている個体なのがあと一歩といったところでしょうか。やはり、ハエトリソウは造形美をかなり重視しますからね。
片側に寄りすぎているのは見た目もよろしくないし、なにより植え替えがし辛い!
まあ、とりあえず今後の目標は維持栽培することですね。花芽が使えるようであれば、実生で真jaws smaileyも作れるかもしれませんので。
were wolf
株別れして大量に増えました。現在は10株ほど小さいのがいるでしょうか。
相変わらず良い姿をしています。
画像の株の花芽がそのままなのは、B52giantと交配してみようと思っているからです。今年の交配はそれだけと決めています。
red fused petiole
クロコダイルという品種がありますが、それの赤くて立ち上がるバージョンといったところでしょうか。こちらは栽培はじめて二年くらいです。現在は小さな株を二つ従えています。こうした形に特徴がある品種を見ると、交配してみたい欲が出て来てしまいます。まずは増やすことからですね。
phalanx
単純に棘が長いタイプ。だと思うんですが、葉の反り具合が結構好み。
現時点では、おー長いね、くらいの感じですが、大きくなるとまた印象も違うのでしょうか。でかくてとげとげなハエトリを作ってみたいものです。
自慢の交配品の一つ。レッドシャーク系 × レッドグリーン。
ここまで大きくなってくれました!以前は逆交配のレッドグリーン × レッドシャークのほうが有望だと言っていましたが、現在のところそうでもなく、こちらの方が良い成長を見せてくれています。
とはいえ、これレッドシャークティースじゃね?という印象も笑
元のレッドシャークは透き通るような明るい赤に、ブリストルのように少しパサついたシャーク歯。一方こちらは完璧なシャーク歯に赤黒い色。植物体もすこしたくましい印象。ただ、品種として真新しいかと言われればそうでもなく。しかし、これはこれで気に入っているので、大切に育てていこうと思っています。ここからさらに世代を重ねることもしたいですねえ。
kayan
首長族という意味だそうな。まさにその通りで、捕虫葉の付け根が長くなります。さらに、ひねるように展開するため、外側にむかって葉が展開するというあまりない特徴を持ち合わせています。
towering giant FTS
昨年は病気で瀕死状態だったのが、奇跡の復活。
まだ本領発揮した姿を見ていないので、タワー状態を見せてほしいところ。
現在では、垂れている昨年の葉のほうが断然大きい状態です。
coquillage
ギザギザで肉厚な葉が特徴的なハエトリソウ。とはいえ、大きくなってもすぐに小さくなってしまうため、あまり肉厚具合を見たことがない。
数は増えるが大きくならない。どうしたらよいのでしょう?
B52
たしかCKのもの。giantじゃない方のB52。
とはいえ、さすがB52。展開しはじめですでに3.5㎝の葉が出てきました。
通年大きいので、B52の名は伊達じゃないなと思わせてくれます。
今回はひとまずこんなところでしょうか。
ご覧いただきありがとうございました!