こんにちは。
気が付けばもう九月が終わりますね。今年も残すところあと三か月。
今年は激動の年とはよく言われますが、このあと三か月でも良くないことが起こらないよう願うばかりです。
来年は平穏な年になると良いですね。
さて、タイトルについてなんですが……。
えー、ハエトリソウですね。今後はちょっとずつ栽培規模を縮小していくかと思われます。
というのも、毎年のことなんですが、病害虫の被害に負けてしまったというところですかね。
とりあえず、今年の病気の写真を……
これは red fused petioleだったかな?
解り辛いですが、新芽が出始めから枯れています。まあ、これ自体はよくあることです。
狭いポットで育てているので、根の居所が悪かったりするとこうなる印象です。植え替えたりすると調子を戻すので、これ自体の対処はそう大変でもないです。
なんなら、そのまま放っておけば次からの新芽はなんの問題もなかったりします。
ただ、それはこれが病気ではない場合のみです。
何らかのウイルスに感染していた場合、あれよあれよと植物を枯らし、他にも感染していきます。
お次はこちらです。
こちらは今年で初めてでしたね~。
面白い枯れ方です。まるで模様のように葉柄のサイドから枯れていっています。ただ枯れていくだけなら自然に枯れているのかな?とでも思うのですが、同時多発的にいっぺんにこの症状が出て、成長もストップするのはさすがに異常です。
さらに決定的なのは、症状の出ている新芽がよじれていたことです。病気の新芽は歪によじれるのが特徴です。単なる奇形葉とは明らかに違う動きをしているので、見ればわかることでしょう。
また、これは病気によって違うのですが、根元を見ると上の葉は大丈夫なのに対し、根元が腐りかかっていたということがありました。今年はこれが本当に多かった……。
いつも梅雨時に出る、葉を溶かすように消していく病気。そして、今回の根元からダメージを与えていく病気。
日本特有の多湿状況と、高温での体力消耗、そしてハダニによる吸汁と病気媒介。
春先の成長が良いだけに、原因も明確です。
今年はいろいろと薬剤も試してみたのですが、毎年の病気はおろか、新たに病気が増えるとは思いませんでした。
ただ、病気に強い品種とそうでない品種には個体差があるみたいで、ならないものは全くならなかったりもします。ただの偶然かもしれませんが。
なので、今後は新しい品種や個体を購入することはなく、今あるもの達だけを栽培していくことになるかと思います。
株別れや実生で個体数が増減することはあるでしょうが、販売されているような名前付きの品種はもう導入しないということですね。まあ、実生でオリジナルの品種ができるかもしれないですが、私としてはよほどじゃない限り名付けるようなこともしないです。
というわけで、今後も記事は更新していきますが、おそらくドロセラメインになっていくかと思います。
といっても、私の環境で育てられるドロセラも限られてはいるので、あまり変わり映えしないかもしれないです。
ただ、これまでハエトリソウにかけていた部分を別に使うことが出来るので、今後は球根ドロセラにでも力を入れていこうかと思っています。
その球根ドロセラもさっそく、発芽してきました。